Cubism SDKの一部のバージョンにおいて、物理演算の反転機能に関する不具合がございますのでご注意ください。
不具合の詳細
物理演算の入力/出力設定で正転と反転が混在するモデルを下記対象製品で組み込み時に、物理演算の反転が適用されずに全ての入力/出力設定が正転として再生されてしまう不具合です。
対象製品バージョン
・Cubism 4 SDK for Web R1までのバージョン
・Cubism 4 SDK for Native R1までのバージョン
上記を使用しているサードパーティ製品でも同様の問題が発生しますのでご注意ください。
本不具合を修正したバージョンR2を順次公開予定です。
回避および修正方法
以下どちらかの修正をおこなうことで、本不具合に対応することができます。
・Cubism Editorでの回避方法
物理演算を正転か反転のどちらか一方だけの設定に統一してモデルを制作することにより問題を回避することができます。
・Cubism SDKでの修正方法(for Native, for Web)
※Cubism SDK for Unity には本不具合はございません。
Live2D GitHub に公開されている修正コミットと同じ内容でソースコードを直接修正してください。
Cubism SDK for Native 修正コミット
Cubism SDK for Web 修正コミット
修正対象ファイルは
Framework/src/Physics/CubismPhysics
となります。